デスクの選び方
確認するポイント

仕事を快適に行うためには、その仕事を行うデスクの大きさや形も重要になります。
仕事にあったデスクとして名前が付けられているオフィスデスクはその種類や大きさも様々で、正しい選択をしなければなりません。
まずは最初にオフィスのスペースを確認します。
そのスペースにあったオフィスデスクを選ぶことが第一条件になり、デスクの幅、奥行き、高さなどを見ていきます。
この幅や奥行きがあまりに大きすぎるとオフィスの空間を圧迫してしまい、窮屈な印象を与える時もあります。
また、通路などがふさがってしまうと、人の行き来が行いづらくなってしまいます。
なので、ある程度のスペースが空くくらいのデスクを選ぶと良いでしょう。
またオフィスデスクの色合いの確認も大切です。
色合いがそのオフィスや作業スペースに合っていないと集中力の低下を招く恐れもあります。
なので、特殊な現場でない限りは少し抑えめの色を選びましょう。
オフィスデスクも大まかな種類があり、平机や片袖机、両袖机、フリーアドレス机などが主な例としてよく見かけます。
平机は名前の通り平たいテーブルがのった机のことで、収納部分がついておらず、単純な作業を行うのに向いている机です。
片袖机は片側に引き出しがついている一般的な作業机で多くのオフィスで愛用されています。
両袖机は机の両側に収納スペースがついており、書類を多くしまっておきたい方におすすめのオフィスデスクです。
フリーアドレスデスクは一つのデスクを多くの人で利用するタイプの机で、どんな人でも使いやすいデスクです。
オフィスの雰囲気を考える

オフィスを新装した場合や移転した場合などは事務机等のオフィスデスクやオフィスチェアー等を新たなに購入します。
購入するにあたって重視しなければならない点は、オフィスデザインです。
作りたいオフィスのイメージをまず持つ必要があります。
それに対してどのようなオフィスデスクを置くのか、色や形はどうするのか、また大きさはどうなのかをしっかり考える必要があります。
また内装や移転に伴う費用も予算が決まっていますのでその範囲内で決める必要があります。
そこでオフィスデスク選びと業者選びを平行で行う事が大切です。
オフィスデスクの選び方では色をある程度決めた後には累計販売台数が多い商品を選択するのが1つの方法です。
累計販売台数が多いデスクであれば使い勝手等の評判や口コミを参照する事が出来ます。
また一般的に利用される商品であれば費用も高くないので、汎用性に優れていると言えます。
また業者やネットを参考にして、人気ランキングが上位のデスクを選ぶ事も間違いがない選択方法の1つです。
業者選びの最大のポイントは商品の交換が可能がどうかです。
実際にオフィスデスクを購入しておいてみたら全くイメージが違った、オフィスの雰囲気になじまないなどのケースも出てきます。
このような場合には交換が必要です。
またオフィスデスクは近年リースも増加しています。
リースであれば利用料を支払うだけで定期的な交換も行ってもらえますので、オフィスの設備を考えた場合にはリースの利用も検討すべきです。
くぼみや傷を防ぐために

オフィスデスクは、フロアの材質に合わせて選ぶ必要があります。
というのもオフィスデスクは、元々重みがある上に、パソコンを設置したり引き出しに書類を多く入れたりすることで、一層重くなるからです。
これによりフロアにくぼみや傷が生じることがありますし、さらにそこに汚れが入り込むと、カビが生える可能性も生じてきます。
そのためオフィスデスクは、フロアを劣化させないようなものにすることが大事とされているのです。
特に賃貸オフィスの場合は、原状回復の費用負担を少なめにするためにも、オフィスデスクを慎重に選ばなければなりません。
もちろん自社が所有しているオフィスの場合でも、フロアの劣化に十分に気を付けることで、資産価値を長く保つことが可能となります。
具体的には、フローリングや塩化ビニールタイルなど軟らかい素材のフロアには、脚が板状になっているオフィスデスクを設置します。
棒状の脚と比べると、重みが分散される分、フロアがくぼみにくいのです。
また、足にスポンジやキャスターが付いているオフィスデスクも、フロアを守るためによく利用されています。
逆に、既にオフィスデスクを有している状態でオフィス移転を考えている場合は、そのオフィスデスクに合わせて物件選びをすることになります。
カーペットが敷かれていたり、フロアコーティングが施されていたりするフロアなら、くぼみにくいので様々なオフィスデスクを問題なく設置しやすいと言えます。